付き合っている頃に『この人は気前がいいなぁ~』と思っていました。

気前がいいというか、金遣いが荒いというか、どっちとも取れるような使い方をしていました。

お菓子を買いに行くと、3500円以上の大量買いをしたり、携帯の充電が切れて困っていると充電器を買ってくれたりしました。

また、指輪、キーケース、ブランド物をサクサク購入してプレゼントをしてくれました。
指輪を購入したとき、色違いの男物の指輪があったので、主人は自分用に購入していました。

アクセサリーを付けることのない主人が、私とペアになるようにと購入した指輪でした。

のちのち分かってきたことなのですが、主人は幼少期、貧乏生活を送っていてお金を出して何かを購入してもらった記憶が少ないそうです。

その反動か、買えるときは購入してみようと思うらしいのです。

結婚式では、こだわりたい部分は大いに贅沢をさせてくれました。

ウェディングケーキは通常7万円のところを、こだわり抜いたので15万円しました。『一生に一度のものなので、後悔のないように。』ということでした。

そんな主人との結婚生活が始まりました。

陸上自衛官は給料が少なく、結婚して、『あの、お金の余裕はどこへ?』と思うようになりました。

そこにはこういうからくりがありました。

実は陸上自衛隊では、衣食住の内、食住は国から支給されるそうなのです。

基本的に独身者は寮に住み、ご飯は食堂で食べる。

その御蔭で給料をすべて、交際費に回せていたらしいのです。
しかし結婚してからは毎日、カツカツの生活でお出かけデートをする事すらできませんでした。
1ヶ月に一度だけ、主人とお出かけデートをするペースです。

それでも私は、主人に感謝をしています。

お出かけしたときは、全て主人持ちでお金を払ってくれます。

週に一度のオヤツ買い出しの時にも、主人が出してくれます。
主人はお小遣いもなく、生活してくれているのですが、貯金をパチンコで増やしているようです。
記念日には、ケーキを買ってきてくれるなど、増えた貯金を使ってくれているようです。

昔のように、セレブ感は全くありませんが、こんな些細な主人の行動に感謝と幸せを感じています。

ちょっと、贅沢したいなぁと思ったときは、結婚前のあの頃のことを思い出して、あの頃の主人に感謝しています