二人の出会いは自衛隊に入隊した友達の友達というようなありふれた出会いから始まりました。

飲み会を行う事になり一番端と端に座っていてほとんど話す事もないままでしたが、他の人と話しをしていても目が合ったりしました。なんとなく父親に似ていて貫禄のある男性だという第一印象から始まりました。

貫禄がある割には笑顔が可愛く本当に楽しそうに笑う人でした。

結局、その日はほとんど話す事なく終わっていきましたが、私がどうしてもきちんと話をしたいと思い、友達に連絡先を聞いてもらい連絡したのがキッカケでした。

相手に彼女がいるのかも分からないまま突っ走った恋愛でしたが、数回会う度にドンドン好きになり、告白は彼からしてくれました。夢のようでした。

自衛官はやっぱり肉食系なんですね、あちらからかなりガツガツとアピールしてもらえました。

私はただうんうんって、流されるように・・・

毎日が楽しく仕事も頑張れる気がしまた。デートは彼の仕事が忙しかったのでほとんどが夕方からお酒が好きな私に合うお店に連れて行ってくれたり、知り合いのバーなので楽しませてくれました。初めて行ったお店は私のリクエストで女の子同士では絶対に入らない、少し古びたおじさんが沢山いるような居酒屋でした。

そんなリクエストをした私に彼は少し不思議そうでしたが、途中からドラマに出てきそうなリクエスト通りのお店に連れて行ってくれたのを覚えてます。ボーリングしたりしてまるで高校生に戻ったようなデートでした。
外見と中身のギャップが違うなど意外な一面を発見する度にドンドン好きになっていきました。しかし、どれと同時に自分の気持ちをセーブするようになりました。連絡も自分からするもの遠慮して、彼の重荷にならないようにと考えるようになりました。しかし、そんな私の行動を彼は電話あると思っていて待っていてくれたりと彼も私の事を思ってくれてるのが分かりました。

年上だけど、子供っぽい性格もあり、友達を大切にするという人柄が大好きです。一度は別れて、半年後にまた復活し、その半年間は彼の事を忘れられない日々でした。

彼も同じ気持ちで私の事を覚えていてくれたから復活があったのではないでしょうか。再会しても昔と全く変わってない性格に気持ちを改めてやっぱり好きだという気持ちになりました。前に比べて自分の気持ちを素直に出せるようになったのは離れていた半年間があったからです。

何かあれば相談に乗ってくれて、側にいると出会った頃と同じように新鮮な気持ちになれます。父が亡くなった時には急いで駆けつけてくれました。私の人生のポイントポイントでは必ず彼が側にいてくれます。

出会って12年ですが、いつも新鮮な気持ちのままです。

自衛隊には消灯時間というのがあるのですが、それ以降の時間は私たちのお楽しみタイムです。

電話が掛かってきたらドキドキして、LINEをするとなんて返事しようか考えるなど片思いしてる女の子と同じです。ずっとこのままの関係が続くか分からないけれど、出来れば関係を壊さないようにこの距離を守っていけたらいいなと感じてます。彼は私にとって人を好きになる事の楽しさを教えてくれた人であり、最初で最後の恋になるのではないでしょうか。